コカ・コーラ社以外は持ち込むな!五輪サッカー観戦で鹿嶋市の小中学生に要望したのは誰だ?(日刊ゲンダイ2021年7月20日)

コカ・コーラ社以外は持ち込むな!五輪サッカー観戦で鹿嶋市の小中学生に要望したのは誰だ?(日刊ゲンダイ2021年7月20日)

コカ・コーラ社以外は持ち込むな!五輪サッカー観戦で鹿嶋市の小中学生に要望したのは誰だ?
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/292147
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/292147/2


2021年7月20日の日刊ゲンダイより転載

「子どもにもいちいちこんな注文を付けるのか」「どこまで商業主義なんだ」「ぼったくり男爵の支持なのか」――。

 茨城県鹿嶋市内の公立学校で配布された、東京五輪の競技観戦をめぐる文書が話題となっている。そこには観戦の際の注意として、<児童生徒は750ml以下のペットボトル2本まで持ち込みが可能、ペットボトルの場合は出来るだけ「コカ・コーラ社」が製造している飲料をお願いいたします、他社製の飲料を持参する場合は、ラベルをはがして持ち込むようお願いいたします>などと記してあったからだ。

 鹿嶋市では22日、25日、27日に「茨城カシマスタジアム」でサッカーの試合が行われ、市内の全小中学校17校に在籍している児童生徒と引率者ら約3600人が観戦予定という。文書はこの際の注意を記した内容なのだが、保護者とみられる人物からのネット投稿が相次ぎ、<こんなにうるさいなら観戦しなくていい><誰のための競技なのか>といった怒りの声が多数みられる。

 観戦中の児童生徒が競技に熱中し、盛り上がった際にうっかり「サントリー」や「伊藤園」などのペットボトルを手に大はしゃぎしていたらマズイらしい。

 この文書は果たして誰が出したものなのか。市教委に問うと、担当者がこう答えた。

「市教委(の文書)ではありません。9日に学校の教員ら(参加16校、約30人)をスタジアムに集めて観戦の説明会を行った時、五輪組織委の担当の方から『スポンサーに配慮してほしい。ラベルをはがしてほしい』との話があり、学校側が当日に間違えないように文書にしたものです。説明会では、持ち込める飲料は750ml1本とされたのですが、さすがにこの暑さの中での観戦なので2本にしてもらいましたが……」(スポーツ推進課)

 つまり、スポンサーに配慮せぇ!と学校側に要請したのは五輪組織委。「それがスポンサービジネス」と言われればその通りだが、児童生徒相手に厳しすぎるだろう。もっとも児童生徒は「商業五輪」の意味がよく分かるかもしれないが……。




茨城県鹿嶋市内の公立学校で配布された、東京五輪の競技観戦をめぐる文書が話題となっている。
そこには観戦の際の注意として、「児童生徒は750ml以下のペットボトル2本まで持ち込みが可能、ペットボトルの場合は出来るだけ「コカ・コーラ社」が製造している飲料をお願いいたします、他社製の飲料を持参する場合は、ラベルをはがして持ち込むようお願いいたします」などと記してあったから。
スポンサーに配慮せぇ!と学校側に要請したのは五輪組織委員会。
カシマスタジアムで東京五輪のサッカー競技を観戦する子ども達が可愛そう。
750ml以下のペットボトル2本まで持ち込み可能、コカ・コーラ以外はラベルをはがせとは熱中症対策にならない。
五輪組織委員会はコカ・コーラに忖度するな。




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