12月24日、来年度予算案を閣議決定 一般会計総額107兆円超 厳しい財政運営続く

12月24日、来年度予算案を閣議決定 一般会計総額107兆円超 厳しい財政運営続く

来年度予算案決定 一般会計総額107兆円超 厳しい財政運営続く
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211224/k10013402041000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_009


2021年12月24日のNHKニュースより転載

政府は、24日の閣議で、一般会計の総額が過去最大の107兆5964億円となる来年度・令和4年度予算案を決めました。今年度を上回る税収を見込むものの、歳入全体の3割余りを国債に頼る厳しい財政運営が続いています。

政府が24日の閣議で決めた国の来年度予算案は、一般会計の総額が107兆5964億円となり、4年連続で100兆円を超えます。今年度の当初予算を9867億円上回って過去最大です。

主な歳出は、「社会保障費」がいわゆる団塊の世代が75歳以上に入り、医療や介護が増えることで、今年度よりも4393億円多い36兆2735億円、「防衛費」が今年度よりも542億円多い5兆3687億円となっています。

また、国債の償還や利払いに充てる「国債費」が今年度よりも5808億円多い24兆3393億円となります。

一方、歳入は、税収が、新型コロナで落ち込んだ企業の業績が回復傾向にあることなどから、今年度を上回る65兆2350億円としています。

これに伴って、税収などの不足分を埋めるための新規国債の発行額は36兆9260億円と、2年ぶりに前の年度の当初予算を下回る見込みです。

ただ、歳入全体のうち国債で賄う割合、いわゆる「公債依存度」は34.3%と、依然として国債発行に頼る厳しい財政運営が続いています。



令和3年12月24日(金)定例閣議案件
https://www.kantei.go.jp/jp/kakugi/2021/kakugi-2021122401.html

令和4年度一般会計歳入歳出概算について(決定)

(財務省)


岸田文雄・来年度予算案.PNG



政府は、24日の閣議で、一般会計の総額が過去最大の107兆5964億円となる来年度・令和4年度予算案を決めた。
今年度を上回る税収を見込むものの、歳入全体の3割余りを国債に頼る厳しい財政運営が続いている。
政府が24日の閣議で決めた国の来年度予算案は、一般会計の総額が107兆5964億円となり、4年連続で100兆円を超える。
今年度の当初予算を9867億円上回って過去最大。

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