木原誠二官房副長官「影響を精査中」サハリン2権利譲渡めぐり

木原誠二官房副長官「影響を精査中」サハリン2権利譲渡めぐり

日本政府「影響を精査中」サハリン2権利譲渡めぐり
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000259892.html


2022年7月1日のテレビ朝日ニュースより転載

 日本の企業も出資するロシア・極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」についてプーチン大統領はすべての権利を新設するロシア企業に譲渡する大統領令に署名しました。

 木原官房副長官:「我が国の資源に関わる権益が損なわれるようなことはあってはならない。このように考えております。日本企業の権益の扱い、あるいはサハリン2プロジェクトからの日本へのLNG輸入への影響は、まさに現在精査中でございます」

 日本政府はロシア側の意図と対応について情報収集を進めています。

 一方、「サハリン2」の運営会社に出資する三井物産と三菱商事は事実関係の確認を急いでいます。

 「サハリン2」で生産される液化天然ガスは日本の年間輸入量の1割近くを占め、日本企業が排除されれば、安定供給に影響が出る恐れがあります。

 ある政府関係者は「一般論として、輸入を最優先にするならロシア側に申請せざるを得ないのではないか。しかし、状況がよく分からないので、精査する必要がある」としています。


木原誠二・サハリン2.PNG
木原誠二官房副長官



日本の企業も出資するロシア・極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」についてプーチン大統領はすべての権利を新設するロシア企業に譲渡する大統領令に署名した。
木原官房副長官:「我が国の資源に関わる権益が損なわれるようなことはあってはならない。このように考えております。日本企業の権益の扱い、あるいはサハリン2プロジェクトからの日本へのLNG輸入への影響は、まさに現在精査中でございます」
日本政府はロシア側の意図と対応について情報収集を進めている。
日本企業が排除されれば、液化天然ガス(LNG)の安定供給に影響が出る恐れがあるので、心配ですね。

サハリン2、ロシア側に無償譲渡 プーチン氏が大統領令 出資の三井物産と三菱商事、新枠組みで排除も
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB010N70R00C22A7000000/

2022年7月1日の日経新聞より。

「ロシアのプーチン大統領は6月30日、同国極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の運営をロシア側が新たに設立する法人に移管し、現在の運営会社の資産を無償譲渡するよう命じる大統領令に署名した。同事業に日本から参加する三井物産や三菱商事は今後、運営の枠組みから排除される可能性が出てきた。」

サハリン2からのLNG供給、大統領令により停止する根拠ない=ロシア大統領府
https://jp.reuters.com/article/sakhalin-russia-idJPKBN2OC350

2022年7月1日のロイターより。

「ロシアのペスコフ大統領報道官は1日、ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の権益などを引き継ぐ新たな事業体を設立する大統領令について、事業体の設立後にサハリン2から液化天然ガス(LNG)の供給が止まる根拠はないと述べた。」

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