9月14日、岸田首相 ベトナム共産党中央組織委員長と面会 連携呼びかけ

9月14日、岸田首相 ベトナム共産党中央組織委員長と面会 連携呼びかけ

岸田首相 ベトナム共産党中央組織委員長と面会 連携呼びかけ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220914/k10013817551000.html


2022年9月14日のNHKニュースより転載

岸田総理大臣は、日本を訪れているマイ・ベトナム共産党中央組織委員長と面会し、ウクライナ情勢や中国による海洋進出の動きなどを念頭に、今後の対応で連携を呼びかけました。

総理大臣官邸での面会は、14日午前11時すぎからおよそ25分間行われ、地域情勢などをめぐって意見が交わされました。

この中で、岸田総理大臣は「ベトナムは『自由で開かれたインド太平洋』を実現するうえで要となる重要なパートナーで、世界と地域の平和と繁栄のために協力していきたい」と述べました。

そして、ロシアによるウクライナ侵攻や中国による海洋進出の動きなどを念頭に、いかなる地域でも力による一方的な現状変更を認めないとする日本の立場を示し、ベトナムとの連携を呼びかけました。

また、会談では、北朝鮮情勢についても協議し、拉致問題や核・ミサイル問題への対応で協力していくことを確認しました。


マイ・ベトナム共産党中央組織委員長と岸田文雄.PNG
マイ・ベトナム共産党中央組織委員長と岸田文雄首相



岸田総理大臣は、日本を訪れているマイ・ベトナム共産党中央組織委員長と面会し、ウクライナ情勢や中国による海洋進出の動きなどを念頭に、今後の対応で連携を呼びかけた。
総理大臣官邸での面会は、14日午前11時過ぎからおよそ25分間行われ、地域情勢などを巡って意見が交わされた。

マイ・ベトナム共産党中央組織委員長兼越日友好議員連盟会長による表敬(総理の一日)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202209/14hyokei1.html

「令和4年9月14日、岸田総理は、総理大臣官邸でベトナム社会主義共和国のチュオン・ティ・マイ共産党中央組織委員長兼越日友好議員連盟会長による表敬を受けました。」

マイ・ベトナム共産党中央組織委員長兼越日友好議員連盟会長による岸田総理大臣表敬(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea1/vn/page1_001309.html

「 9月14日、午前11時10分から約25分間、岸田文雄内閣総理大臣は、訪日中のチュオン・ティ・マイ・ベトナム共産党中央組織委員長兼越日友好議員連盟会長(Ms. Truong Thi Mai,Head of Party Central Committee's Organization Commission and Chairwoman of the Viet Nam – Japan Parliamentary Friendship Association)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

冒頭、岸田総理大臣から、本年5月にベトナムを訪問した際の温かい歓迎に対し謝意を述べるとともに、今後、両国の議員交流の促進において、マイ会長の協力を得たい旨述べました。また、岸田総理大臣から、新型コロナの影響で中断していた戦略的幹部研修及び地方若手リーダーに対する研修の順次再開等、ベトナムの人材育成に協力していく旨述べました。これに対し、マイ会長から、安倍元総理大臣の逝去に対し、哀悼の意が表されるとともに、議員交流、地方間交流の促進を含め、両国間の更なる発展のため尽力していきたい旨述べました。
岸田総理大臣から、ベトナムは「自由で開かれたインド太平洋」を実現する上で要となる重要なパートナーであり、世界と地域の平和と繁栄のために協力していきたい、いかなる地域においても力による一方的な現状変更は認められず、ウクライナ情勢や東シナ海・南シナ海について連携していきたい等述べました。双方は、拉致問題や核・ミサイル問題を含む北朝鮮への対応において、引き続き連携していくことを確認しました。また、双方は、来年の日越外交関係樹立50周年及び日・ASEAN友好協力50周年に向け、日越及び日・ASEAN関係を更なる高みへと押し上げるべく、緊密に連携していくことで一致しました。」




参考リンク

マイ・ベトナム共産党中央組織委員長兼越日友好議員連盟会長による表敬(総理の一日)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202209/14hyokei1.html

マイ・ベトナム共産党中央組織委員長兼越日友好議員連盟会長による岸田総理大臣表敬(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/s_sa/sea1/vn/page1_001309.html

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