[G7外相会合] ロシアの予備役動員発表に深刻な懸念相次ぐ

[G7外相会合] ロシアの予備役動員発表に深刻な懸念相次ぐ

G7外相会合 ロシアの予備役動員発表に深刻な懸念相次ぐ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220922/k10013830921000.html


2022年9月22日のNHKニュースより転載

ロシアのウクライナ侵攻が長期化する中、G7=主要7か国の外相会合が開かれ、ロシアが予備役を部分的に動員すると発表したことなどに対し、深刻な懸念が相次ぎ、ウクライナ支援の継続を確認しました。

ニューヨークでの国連総会に合わせて日本時間の22日朝、G7の外相会合が開かれ、林外務大臣やアメリカのブリンケン国務長官らが出席しました。

この中では、21日にロシアのプーチン大統領がウクライナに派遣する兵士について、有事に招集される予備役を部分的に動員すると発表するとともに、核戦力の使用も辞さない構えを示したことに対し、G7各国の外相から深刻な懸念が相次いで示されました。

そのうえで、G7として、今後もウクライナへの支援を継続するとともに、食料やエネルギーの安定供給の確保に連携して取り組むことを確認しました。

そして、林大臣は、ロシアに対する日本の追加制裁として、輸出禁止の対象に軍事関連団体を加える予定だと明らかにしました。

G7広島サミット外相会合 来年4月16~18日の日程で

また、来年の「G7広島サミット」に伴う長野県軽井沢町での外相会合について、4月16日から18日までの日程で開催すると発表しました。
会合のあと、林大臣は記者団に対し「中国やインド太平洋などの地域情勢についても意見交換し、台湾海峡の平和と安定の重要性を改めて確認した。引き続き、地域と国際社会の平和と安定を確保すべく、緊密に連携しながら対応していく」と述べました。


G7外相会合・ニューヨーク.PNG
G7外相会合・ニューヨーク



ロシアのウクライナ侵攻が長期化する中、G7外相会合が開かれ、ロシアが予備役を部分的に動員すると発表したことなどに対し、深刻な懸念が相次ぎ、ウクライナ支援の継続を確認した。
ニューヨークでの国連総会に合わせて日本時間の22日朝、G7の外相会合が開かれ、林外務大臣やアメリカのブリンケン国務長官らが出席しました。

G7外相会合(結果概要)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/pc/page3_003446.html

「 現地時間9月21日、午後6時10分(日本時間9月22日午前7時10分)から約100分間、国連総会に出席するためニューヨークを訪問中の林芳正外務大臣は、G7外相会合に参加したところ、概要は以下のとおりです(出席者:G7各国外相(イタリアのみ副大臣)及びEU外務・安全保障上級代表)。
 会合終了後、本年のG7議長国であるドイツから議長声明(仮訳(PDF) https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100396154.pdf /英文(PDF) https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100396155.pdf )が発出されました。

会合では、ウクライナ情勢について議論が行われ、ウクライナ支援や食料・エネルギー安全保障への対応などについて、G7の連携を改めて確認しました。また、国連の機能強化、中国やインド太平洋といった地域情勢についても意見交換を行いました。
林外務大臣からは、ウクライナ情勢に関して、日本のこれまでの取組を説明するとともに、ロシアへの化学兵器等関連物品の輸出の禁止措置及び輸出禁止措置の対象となるロシアの軍事関連団体の追加を新たに講ずる予定である旨紹介しました。
また、既に長野県軽井沢町で行うことを発表済みの来年のG7外相会合について、その日程を来年4月16日から18日までとすることを発表しました。」




参考リンク

G7外相会合(結果概要)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/pc/page3_003446.html

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