「特定秘密」漏えいで初の処分 海上自衛隊1等海佐を懲戒免職(NHKニュース2022年12月26日)

「特定秘密」漏えいで初の処分 海上自衛隊1等海佐を懲戒免職(NHKニュース2022年12月26日)

「特定秘密」漏えいで初の処分 海上自衛隊1等海佐を懲戒免職
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221226/k10013934911000.html


2022年12月26日のNHKニュースより転載

防衛省は、高度な情報保全が求められる「特定秘密」が含まれる情報をOBに漏らしたとして、海上自衛隊の1等海佐を26日付けで懲戒免職の処分にしました。「特定秘密」を漏らしたとして処分者が出たのは初めてで、防衛省は再発防止を図るため、副大臣をトップとする検討委員会を26日に設置しました。

「特定秘密」とは

「特定秘密」は、防衛や外交、スパイやテロといった分野の情報のうち、国や国民の安全に関わる特に保全が必要な情報について大臣など行政機関の長が指定します。

特定秘密保護法では、「特定秘密」を漏えいした公務員らに対し最高で懲役10年を科すほか、漏えいをそそのかした者にも5年以下の懲役を科すとしています。

「特定秘密」の指定期間は最長5年で何度でも更新できますが、通算で30年を超える場合は内閣の承認を得る必要があり、暗号や自衛隊の装備品の性能など一部の例外を除いて60年後までにすべて公開するとしています。

内閣官房によりますと、「特定秘密」はことし6月末時点で693件が指定されています。

内訳は、
▽防衛省が392件と最も多く、
次いで
▽内閣官房が108件、
▽警察庁が49件、
▽外務省が43件などとなっています。


特定秘密漏えい.PNG
特定秘密漏えい



防衛省は、高度な情報保全が求められる「特定秘密」が含まれる情報をOBに漏らしたとして、海上自衛隊の1等海佐を26日付けで懲戒免職の処分にした。
「特定秘密」を漏らしたとして処分者が出たのは初めてで、防衛省は再発防止を図るため、副大臣をトップとする検討委員会を26日に設置した。

海自1佐を懲戒免職 特定秘密漏えいで、防衛省が初公表
https://mainichi.jp/articles/20221226/k00/00m/040/068000c

2022年12月26日の毎日新聞に1等海佐の名前が出ています。

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