1月17日、日米 次世代通信規格の研究開発などで協力強化へ 中国を念頭に

1月17日、日米 次世代通信規格の研究開発などで協力強化へ 中国を念頭に

日米 次世代通信規格の研究開発などで協力強化へ 中国を念頭に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230118/k10013952801000.html


2023年1月18日のNHKニュースより転載

ワシントンを訪れている松本総務大臣は、情報通信分野を担当するアメリカ政府の高官と会談しました。急速な技術開発を進める中国を念頭に、次世代通信規格の研究開発などで協力関係を強化していくことで一致しました。

松本総務大臣は、日本時間の18日朝、グレーブス商務副長官と情報通信分野での協力のあり方をめぐって会談しました。

そして急速な技術開発を進める中国を念頭に、多様な事業者が参加しやすい自由でオープンなインターネット空間の実現や、ビヨンド5Gと呼ばれる次世代通信規格の研究開発などで協力関係を強化していくことで一致しました。

日本政府としては、この分野でアメリカとともに国際社会での主導権を確保するねらいがあるものと見られます。

また、会談ではG7広島サミットに先立って4月に群馬県高崎市で開かれるデジタル・技術相会合の成功に向けて連携していくことも確認しました。

このあと松本大臣は記者団に「閣僚会合では、オープンなネットワーク空間が重要なテーマになる。共通のルール作りに向けて、日米関係をベースに、各国の理解を得ていく必要があるという認識で一致した。今回の合意をもとにさらに協力を進めていきたい」と述べました。


松本剛明・(左から2人目)ビヨンド5G・ワシントン.PNG
松本剛明総務大臣(左から2人目)



ワシントンを訪れている松本総務大臣は、情報通信分野を担当するアメリカ政府の高官と会談した。
急速な技術開発を進める中国を念頭に、次世代通信規格の研究開発などで協力関係を強化していくことで一致した。
松本総務大臣は、日本時間の18日朝、グレーブス商務副長官と情報通信分野での協力のあり方を巡って会談した。
そして急速な技術開発を進める中国を念頭に、多様な事業者が参加しやすい自由でオープンなインターネット空間の実現や、ビヨンド5Gと呼ばれる次世代通信規格の研究開発などで協力関係を強化していくことで一致した。

松本総務大臣とグレーブス米国商務副長官・デイビッドソン米国商務省国家電気通信情報庁長官との会談結果及び協力覚書の署名(総務省)
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin08_02000146.html

「令和5年1月17日(火)、松本総務大臣は米国商務省のグレーブス商務副長官及び米国商務省国家電気通信情報庁のデイビッドソン長官と会談を実施し、総務省と米国商務省国家電気通信情報庁の間で、「オープンで強靱な電気通信ネットワークに関する日本国総務省とアメリカ合衆国商務省国家電気通信情報庁間の協力覚書(Memorandum of Cooperation)」に署名しました。

1 グレーブス商務副長官及びデイビッドソン長官との会談の結果
 令和5年1月17日(火)(米国現地時間)のグレーブス商務副長官及びデイビッドソン長官との会談では、G7等の多国間枠組みをはじめとして、
(1)強靱なネットワークインフラ構築
(2)自由でオープンなインターネットの維持と拡大・強化
(3)人間中心のAI実装の推進
等のテーマについて、緊密に協力していくことを確認しました。また、電気通信ネットワークの強靱性及び安全性に対する日米両国の共通のコミットメントを確認し、総務省と米国商務省国家電気通信情報庁(National Telecommunications and Information Administration, U.S. Department of Commerce、以下「NTIA」という。)との間で、「オープンで強靱な電気通信ネットワークに関する日本国総務省とアメリカ合衆国商務省国家電気通信情報庁間の協力覚書(Memorandum of Cooperation)」(以下「覚書」という。)に署名しました。

2 覚書の目的
 総務省とNTIAの間で、電気通信ネットワークの強靱性及び安全性に対する日米両国の共通のコミットメントを確認し、特に、
・Open RANのテスト関連活動に関する情報交換
・第三国におけるOpen RANの啓発・情報伝達活動の協力
・Open RANを含む5G及びBeyond 5G / 6G等に係る多国間の場における協力
を促進することを目的に、覚書を締結しました。

3 今後の方針
 総務省では引き続き、覚書に基づき、オープンで強靱な電気通信ネットワーク構築に向けて、日米間の協力の具体化を進めてまいります。」

[5Gの問題点] 竹中平蔵が推進する第四次産業革命やムーンショットのインフラに不可欠というだけでアウト!
http://hazukinoblog.seesaa.net/article/475895028.html

5Gの問題点として、竹中平蔵が推進する第四次産業革命やムーンショットのインフラに不可欠というだけでアウトなのです。
政府が推進するスーパーシティのインフラに不可欠でもある。

5Gを使い倒さなければ、6Gには移行出来ない。
大阪万博で実験開始という。

「葉月のタブー 日々の備忘録」http://hazukinoblog.seesaa.net/ で、5Gとビヨンド5Gについて記事を書いています。
関連リンクはビヨンド5Gに関するものです。
「葉月のタブー 日々の備忘録 別館」https://hazukinoblog02.seesaa.net/ でも扱うことにします。




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