[日独首脳会談] 3月18日、対ロシアで連携 経済安保分野の協力強化で合意
[日独首脳会談] 3月18日、対ロシアで連携 経済安保分野の協力強化で合意
日独首脳会談 対ロシアで連携 経済安保分野の協力強化で合意
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230318/k10014012861000.html
2023年3月19日のNHKニュースより転載
岸田総理大臣は、日本を訪れたドイツのショルツ首相と会談し、ロシアのウクライナ侵攻への対応での連携を確認しました。
また、閣僚も交えた「政府間協議」も初めて開き、中国も念頭に経済安全保障分野での協力を強化していくことで合意しました。
岸田総理大臣とドイツのショルツ首相の首脳会談は、会談は総理大臣公邸で、はじめは通訳だけを交えて、その後、同席者を増やして、合わせておよそ50分間行われました。
この中で岸田総理大臣は「二国間関係に加え、新旧G7の議長国として、ウクライナやインド太平洋をはじめ、幅広く国際情勢についても率直な議論を行いたい」と述べたのに対し、ショルツ首相も「両国間の協力を続けたい」と応じました。
そして両首脳は1日も早くロシアによるウクライナ侵攻を終わらせるため、日独両国が同志国と結束してロシアに対する厳しい制裁とウクライナ支援を継続していく重要性を確認するとともに、ロシアの核兵器による威嚇は断じて容認しないとする立場を共有しました。
また覇権主義的な行動を強める中国も念頭に、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、安全保障分野を含めた具体的な協力をさらに強化することで一致しました。
このほか5月のG7広島サミットを見据え安保理改革を含めた国連の機能強化や核軍縮・不拡散などの地球規模の課題でも協力していくことを申し合わせました。
首脳会談に続いて両国の閣僚を交えた初めての政府間協議が総理大臣官邸で行われ、鉱物資源や半導体などの強じんなサプライチェーンの構築に加え、重要インフラの防護やサイバー攻撃などへの対処、それに新興技術の保護・育成といった経済安全保障分野の取り組みで、連携を推進していくことで合意しました。
そして、一連の協議の成果を共同声明としてまとめ、発表しました。
岸田総理大臣は会談のあとの共同記者会見で「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて、日独両国は連携と協力を、これまで以上に強化する」と述べました。
今回のショルツ首相との会談で岸田総理大臣は、G7の議長国としてサミットに先立ってすべてのメンバー国と首脳会談を行ったことになります。
(転載、ここまで)
ドイツのショルツ首相と岸田文雄首相
岸田総理大臣は、日本を訪れたドイツのショルツ首相と会談し、ロシアのウクライナ侵攻への対応での連携を確認した。
また、閣僚も交えた「政府間協議」も初めて開き、中国も念頭に経済安全保障分野での協力を強化していくことで合意した。
岸田総理大臣とドイツのショルツ首相の首脳会談は、会談は総理大臣公邸で、はじめは通訳だけを交えて、その後、同席者を増やして、合わせておよそ50分間行われた。
日独首脳会談等(総理の一日)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202303/18germany.html
「 令和5年3月18日、岸田総理は、オラフ・ショルツ独連邦共和国首相と首脳会談等を行いました。
両首脳は総理大臣公邸で首脳会談を行い、総理大臣官邸で儀じょう隊による儀礼に続き、全体会合、日独経済界と両国首脳の意見交換を行った後、共同記者会見を行いました。 」
日独共同記者会見(首相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2023/0318kaidan.html
ショルツ・ドイツ連邦共和国首相の訪日(概要)(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/c_see/de/page4_005815.html
「 3月18日、オラフ・ショルツ・ドイツ連邦共和国首相(H.E. Mr. Olaf Scholz, Chancellor of the Federal Republic of Germany)の訪日に際し、東京において、日独首脳会談及び日独政府間協議等が開催されたところ、概要は以下のとおりです。
1 日独首脳会談
3月18日、午後3時30分から、テタテ(一対一)の会談を含め約50分間、岸田文雄内閣総理大臣は、ショルツ首相と首脳会談を行いました。
(1)冒頭
(ア)岸田総理大臣から、ショルツ首相の約1年ぶりとなる訪日を歓迎し、両国間で要人往来が活発化する中、日独関係が、かつてないほど強固かつ緊密になっていることを歓迎する旨述べました。また、昨年4月にショルツ首相との間で立ち上げに合意した政府間協議は、基本的価値を共有する日独間の協力を更に拡大・深化する重要な枠組みであるとして、全体会合において、両国の閣僚を交えて具体的な成果に向けて議論したい旨述べました。
(イ)ショルツ首相は、岸田総理大臣による歓迎に対して謝意を述べるとともに、昨年と本年のG7議長国として、日独間で連携していきたい旨述べました。
(2)二国間関係
岸田総理大臣から、欧州とインド太平洋の安全保障は不可分であると述べ、ドイツが、インド太平洋への関心と関与を強めていることを高く評価しました。また、岸田総理から、昨年末に策定した国家安全保障戦略について説明を行い、ショルツ首相から理解と支持を得ました。双方は、両国で安全保障面での取組が進む中、安全保障分野での協力が進んでいることを歓迎し、「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)の実現に向け、引き続き、日独間で緊密に連携していくことを確認しました。また、岸田総理大臣から、EUによる日本産食品輸入規制措置の早期撤廃に向けたドイツの協力を改めて求めました。
(省略)」
参考リンク
日独首脳会談等(総理の一日)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202303/18germany.html
日独共同記者会見(首相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2023/0318kaidan.html
ショルツ・ドイツ連邦共和国首相の訪日(概要)(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/c_see/de/page4_005815.html
日独首脳会談 対ロシアで連携 経済安保分野の協力強化で合意
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230318/k10014012861000.html
2023年3月19日のNHKニュースより転載
岸田総理大臣は、日本を訪れたドイツのショルツ首相と会談し、ロシアのウクライナ侵攻への対応での連携を確認しました。
また、閣僚も交えた「政府間協議」も初めて開き、中国も念頭に経済安全保障分野での協力を強化していくことで合意しました。
岸田総理大臣とドイツのショルツ首相の首脳会談は、会談は総理大臣公邸で、はじめは通訳だけを交えて、その後、同席者を増やして、合わせておよそ50分間行われました。
この中で岸田総理大臣は「二国間関係に加え、新旧G7の議長国として、ウクライナやインド太平洋をはじめ、幅広く国際情勢についても率直な議論を行いたい」と述べたのに対し、ショルツ首相も「両国間の協力を続けたい」と応じました。
そして両首脳は1日も早くロシアによるウクライナ侵攻を終わらせるため、日独両国が同志国と結束してロシアに対する厳しい制裁とウクライナ支援を継続していく重要性を確認するとともに、ロシアの核兵器による威嚇は断じて容認しないとする立場を共有しました。
また覇権主義的な行動を強める中国も念頭に、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、安全保障分野を含めた具体的な協力をさらに強化することで一致しました。
このほか5月のG7広島サミットを見据え安保理改革を含めた国連の機能強化や核軍縮・不拡散などの地球規模の課題でも協力していくことを申し合わせました。
首脳会談に続いて両国の閣僚を交えた初めての政府間協議が総理大臣官邸で行われ、鉱物資源や半導体などの強じんなサプライチェーンの構築に加え、重要インフラの防護やサイバー攻撃などへの対処、それに新興技術の保護・育成といった経済安全保障分野の取り組みで、連携を推進していくことで合意しました。
そして、一連の協議の成果を共同声明としてまとめ、発表しました。
岸田総理大臣は会談のあとの共同記者会見で「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて、日独両国は連携と協力を、これまで以上に強化する」と述べました。
今回のショルツ首相との会談で岸田総理大臣は、G7の議長国としてサミットに先立ってすべてのメンバー国と首脳会談を行ったことになります。
(転載、ここまで)
ドイツのショルツ首相と岸田文雄首相
岸田総理大臣は、日本を訪れたドイツのショルツ首相と会談し、ロシアのウクライナ侵攻への対応での連携を確認した。
また、閣僚も交えた「政府間協議」も初めて開き、中国も念頭に経済安全保障分野での協力を強化していくことで合意した。
岸田総理大臣とドイツのショルツ首相の首脳会談は、会談は総理大臣公邸で、はじめは通訳だけを交えて、その後、同席者を増やして、合わせておよそ50分間行われた。
日独首脳会談等(総理の一日)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202303/18germany.html
「 令和5年3月18日、岸田総理は、オラフ・ショルツ独連邦共和国首相と首脳会談等を行いました。
両首脳は総理大臣公邸で首脳会談を行い、総理大臣官邸で儀じょう隊による儀礼に続き、全体会合、日独経済界と両国首脳の意見交換を行った後、共同記者会見を行いました。 」
日独共同記者会見(首相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2023/0318kaidan.html
ショルツ・ドイツ連邦共和国首相の訪日(概要)(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/c_see/de/page4_005815.html
「 3月18日、オラフ・ショルツ・ドイツ連邦共和国首相(H.E. Mr. Olaf Scholz, Chancellor of the Federal Republic of Germany)の訪日に際し、東京において、日独首脳会談及び日独政府間協議等が開催されたところ、概要は以下のとおりです。
1 日独首脳会談
3月18日、午後3時30分から、テタテ(一対一)の会談を含め約50分間、岸田文雄内閣総理大臣は、ショルツ首相と首脳会談を行いました。
(1)冒頭
(ア)岸田総理大臣から、ショルツ首相の約1年ぶりとなる訪日を歓迎し、両国間で要人往来が活発化する中、日独関係が、かつてないほど強固かつ緊密になっていることを歓迎する旨述べました。また、昨年4月にショルツ首相との間で立ち上げに合意した政府間協議は、基本的価値を共有する日独間の協力を更に拡大・深化する重要な枠組みであるとして、全体会合において、両国の閣僚を交えて具体的な成果に向けて議論したい旨述べました。
(イ)ショルツ首相は、岸田総理大臣による歓迎に対して謝意を述べるとともに、昨年と本年のG7議長国として、日独間で連携していきたい旨述べました。
(2)二国間関係
岸田総理大臣から、欧州とインド太平洋の安全保障は不可分であると述べ、ドイツが、インド太平洋への関心と関与を強めていることを高く評価しました。また、岸田総理から、昨年末に策定した国家安全保障戦略について説明を行い、ショルツ首相から理解と支持を得ました。双方は、両国で安全保障面での取組が進む中、安全保障分野での協力が進んでいることを歓迎し、「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)の実現に向け、引き続き、日独間で緊密に連携していくことを確認しました。また、岸田総理大臣から、EUによる日本産食品輸入規制措置の早期撤廃に向けたドイツの協力を改めて求めました。
(省略)」
参考リンク
日独首脳会談等(総理の一日)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202303/18germany.html
日独共同記者会見(首相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2023/0318kaidan.html
ショルツ・ドイツ連邦共和国首相の訪日(概要)(外務省)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/c_see/de/page4_005815.html
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